滋賀県草津市では江戸時代から現在まで友禅染めの下絵書きに使用する青色色素を花から取る為にあおばなを栽培しています。
万葉の頃より花弁の大きなツユクサの種を丹念に選抜して今のオオボウシバナ(草津あおばな)に品種改良されたそうです。
昭和の高度成長期、化学染料の開発により、以前のような生産量はなくなっていきました。
最近になって草津あおばなの糖尿病予防食材として働きが期待される様になり、お茶加工用やサプリメント用として栽培が復興されています。
草津のあおばなは昭和56年(1981年)1月に草津市の「市の花」に指定されました。
クサツパイオニアファームでは農薬や化学肥料を使用することなくあおばなを栽培しています。
クサツパイオニアファームのあおばなは花弁の青色があざやかとのこと。
農薬不使用なので、最近では天ぷら、佃煮などの食用にも利用していただいています。
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