当社の取組に関心をいただきありがとうございます。
当社内、ホームページで使用する用語について、
「無農薬」とは、「当該農産物の生産過程等において農薬を使用しない栽培方法により生産された」栽培方法や農産物を指します。「農薬不使用栽培」
は同じ意味で使用しています。
無農薬農産物(無農薬栽培農産物)の内、有機JAS認証を取得しているものは「有機農産物」の表示をしています。生産ほ場、使用種子等、生産過程、保管から出荷等も基準があります。
<参考 農水省:有機食品の検査認証制度>
クサツパイオニアファームの該当商品は 米:「地球の気」 野菜:「地球の気持ち」
などです。
クサツパイオニアファームの有機農産物は農薬を使用することなく栽培しています。
有機農産物の表記は有機栽培を行い始めてからの期間も基準があります。
3年以上有機栽培(有機JAS基準)を行っているものは「有機栽培〇〇」、「有機〇〇」と表示し、
1年以上有機栽培をしているが、約3年の基準に満たないものは「有機栽培(転換期間中)」と表示しています。
「有機栽培〇〇」「有機栽培(転換期間中)〇〇」は共に有機JAS認定を取得したほ場で生産された作物です。
「減農薬」とは「当地比50%以下の基準で生産された」栽培方法や農産物を指します。「農薬使用削減」
は同じ意味で使用しています。
滋賀県認証環境こだわり農産物の基準はこれと同じです。
クサツパイオニアファームの該当商品は 米:「元気の気」です。 (農薬の使用割合は当地比約30%以下です。)
なお、無農薬栽培、減農薬栽培とも化学合成肥料は全く使用しておりません。
「無農薬」・「減農薬」等の表示の禁止は平成15年の表示ガイドラインの改正時に定められました。
その理由は
3.さらに、「無農薬」の表示は、原則として収穫前3年間以上農薬や化学合成肥料を使用せず、第三者認証・表示規制もあるなど国際基準に準拠した厳しい基準をクリアした「有機」の表示よりも優良であると誤認している消費者が6割以上存在する(「食品表示に関するアンケート調査」平成14年総務省)など、消費者の正しい理解が得られにくい表示でした。
4.また、「減農薬」の表示は、・削減の比較の対象となる基準が不明確・削減割合が不明確・何が削減されたのか不明確(農薬の使用回数なのか残留量なのか)であり、消費者にとって曖昧で分かりにくい表示でした
特別栽培農産物に係る表示ガイドラインQ&A Q6より
しかし、改正から12年たった平成27年現在でも「無農薬」、「減農薬」の言葉は一般的に使用されており、ガイドラインや基準を知らない方にはこれらの用語のほうが判りやすく伝わることもあり、当社内やホームページ上でも使用することがありますのでご了承下さい。