暗渠(あんきょ)ってご存じでしょうか?
地上からは見えない、土の中に設置された水路の事で、田んぼの余分な水分を流してくれる排水管の様なものです。

私たちが使っているコルゲート管は、見た目にはつるっとしていて穴が開いているようには見えませんが、表面に細かい穴がたくさん開いています。この細かい穴から土中の余分な水分を浸透させて排水させてくれる、という仕組みです。一説によると暗渠は明治時代に開発された技術の様で、パイオニアファームでも歴の古い田んぼで耕耘したら竹製暗渠の残骸が出てきた・・・!なんて事も稀にあります。
この暗渠、設置にはパワーショベルや大型トラック等の重機作業が必要です。土をいったん掘り起こして暗渠を設置し、暗渠の細かい穴が土で目詰まりしないように、籾殻を暗渠にかぶせてから、土を戻して完了です。私たちは収穫時期にたくさん発生する籾殻を使いますが、貝殻などでも代用できるようです。
冬の時期などは、きれいな水で管内の細かな土を流し洗いして手入れをします。いったん設置したら何十年も活躍してくれる、重要なアイテムです。
