皆さまごきげんよう、いかがお過ごしでしょうか?
だんだんと、野にも街にも春の気配が感じられる様になってきましたね。
田んぼの仕事は冬の間にも、畔直しや草刈り、耕耘、畔塗とたくさんやる事がありますが、今日は何といっても「今日から1年始まるな~!」と思う日です。あれも、これも、やる事のイメージが多すぎて「今日からいよいよ大変だ~」という本音もちょっとあります(笑)そんな今日は、塩水選の日です。
パイオニアファームの塩水選は、温湯消毒とセットで行います。
たまごが水に浮くほどに濃い塩水に種籾を入れて、浮いてきた悪い種籾をすくって捨て、沈んでいる良い種籾だけを選別します。水10リットルに対して2キロ以上の塩を溶かしていて、日本の海の水よりかなり濃い塩水で選別しています。発芽と成長に必要な胚乳が詰まった良い種籾はずっしりと重くて浮かないほか、いもち病などに感染した種籾は浮きやすいと言われます。

選別した種籾は品種別で色分けされたネットに入れ、真水ですすいで塩を落とします。

それから、63度のお湯に10分つけて、種籾表面の菌を消毒します。伝わりにくいのですが、水を含んだ種籾を水槽に入れて出しての作業は中々な力仕事です。パイオニアファームでは薬剤消毒無しの種籾だけを使用するので、この温湯消毒の工程が必要となります。有機・環境こだわり栽培ならではの、欠かせないひと手間です。

その後、2週間ほど定温の井戸水をかけ流しにして種を休ませ、播種を迎えます。
今年の稲作も良い年になりますように!
